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子供部屋は、集中して勉強できる空間であるとともに、一人前の人間として自立心を養う空間でもあります。小学校中学年にでもなれば、子供部屋を与える家庭も多くなってくるでしょう。
いちばん気になるのが、勉強に集中できる空間にすること。そのためには、机の場所が大きなポイントとなります。
学習机は、子供部屋の角に設置します。ベッドやテレビ、窓など集中を妨げるものが視界に入らない場所であることが重要です。
照明は昼光色(蛍光灯など)を採用。電球色のようなリラックスできる光だと、勉強に集中できなくなります。
家具は、成長しても使えるものを選びましょう。高さが変えられる机なども一手ですが、壊れにくい頑丈さも注目したいポイントです。
机以外にも、ベッドやタンス、本棚なども子供部屋に必要な家具です。
ベッドは、勉強しているときには視界に入らず、かつ子供部屋のドアやベランダへの通路を邪魔しないところに配置。その隣に、衣類をしまうタンスを置きましょう。
本棚は学習机の隣に。部屋のなかで「勉強する場所」「くつろぐ場所」と分けることで、生活にメリハリをつけられるようになります。
健康面を考えると、エアコンの位置も注意点のひとつ。勉強中や就寝中に、エアコンの風が直接あたらないような場所に設置するように配慮しましょう。
子供部屋は、文字通り子供が過ごす場所です。大人がインテリアのテイストを無理に薦めるのではなく、子供が好きなカラーやテイストの家具を選ばせることも大切です。
とはいえ、小さなときには、かわいらしいパステルカラーの家具を選び、中高生になって「恥ずかしいから使いたくない」と不満を言われるのも避けたいところ。長く使えることを念頭に、できるだけシンプルな家具を選ぶのが無難かもしれません。
ちょっとおしゃれにするなら、オーダーメイドの学習机やベッドなどを採用するのも手です。
子供の好みを取り入れつつ、友だちを呼びたくなるようなオリジナリティのある家具を配置することで、自立心をさらに育むことが期待できます。