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玄関は靴や傘、ベビーカー、アウトドア用品など、さまざまなもので散乱しやすい場所です。家族や来客など、外から迎え入れる場所でもありますから、下駄箱や傘立てはもちろん収納家具を活用してきれいに整理することが求められます。
脱ぎっぱなしの靴や傘などで雑多な感じにならないよう、収納スペースは最低でも1畳分、ゴルフクラブや自転車・三輪車など大きなものを収納する場合には1.5畳分は確保したいところです。
広さに余裕があれば、土間の横に収納スペースを設けるのも一手。造作家具や多機能のチェストを置いて収納すれば、土間をスッキリとした空間に見せられます。
玄関ドアを開くと、目の前に土間、左右どちらかに下駄箱や傘立てなどの収納家具を配置するのが、一般的な玄関のレイアウトではないでしょうか。
それだけでは殺風景に感じるのであれば、下駄箱の上に、お花やこだわりのアイテムなどを置くだけでも、あか抜けた空間に変身します。
また、下駄箱がないほうの壁や空間も有効活用したい個所です。観葉植物やミラー、ベンチなどを置いて、来客のおもてなしスペースにすることも。ミラーは、外出前の身だしなみチェックとしての役割だけでなく、狭い玄関スペースを広く見せる効果もありますから、ぜひ取り入れたいアイテムです。
最近は下駄箱の代わりに、壁に造作棚を設けオープンシェルフタイプにする住まいも多いようです。靴や傘などをあえて隠さず、ショップの陳列棚のように見せるのも、おしゃれポイント。取り出しやすいですし、湿気がこもりにくくカビや雑菌の繁殖を防ぎやすいというメリットもあります。
また、照明をペンダントライトなどで飾ったり、飾り台として使えるコンソールを配置したりするのも、いまの流行です。
こうした家具にもっとこだわるのであれば、オリジナルのオーダーメイド家具を採用するのも一手でしょう。最近ではオーダーメイドでもリーズナブルな価格で提供している家具屋も登場しています。
玄関は家の顔であり、おもてなしの場でもありますから、お気に入りの家具やインテリアで、清潔感のある空間にデコレーションしてみましょう!